PDFと言えば、基本的には編集しない想定のデータを共有するための、スタンダードなドキュメントフォーマットとして、多くの場面で使われています。そこで今回は、PDFをメールに添付して共有したいときに、なるべくファイル容量を軽くしたい。基本的には印刷をするものではなく、デジタルデータとして読めれば十分。こんな、要望を満たすために、フリーのPDF作成ツール(BullZip、CubePDF)を使って比較してみました。
この2つのPDF作成ツールを選択したのは、単純に、私が昔から使っているソフトだからです。
また、今回はWebデータのPDF化をサンプルとして比較したので、ChromeのPDF作成機能も一緒に比較対象としてみました。
結果から先に書いてしまうと、この3パターンの中ではCubePDFが一番、軽いPDFファイルを作成できました。
他にもお奨めソフトがありましたら、ご紹介ください。また、今回のソフトでも、もっと良い設定方法があるかもしれませんので、ご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントください。
出力元のデータ
実験方法
送信先の変更から、以下の3パターンで出力してみます。
もちろん、あらかじめChrome、CubePDF、BullZip PDFはセットアップ済みです。
- PDFに保存
- CubePDF
- BullZip PDF Printer
出力結果をAcrobat Readerで確認し、各ファイルのプロパティからファイル容量を比較します。
ChromeのPDFに保存
CubePDF
CubePDFを使ってPDFを出力した結果は、
Chromeの機能と比較しても、あまり遜色無さそうです。
容量は1.21Mbでした。
Chromeと比べて、スリムになった感じですね。
BullZip
BullZipを使ってPDFを出力した結果は、
う~ん、、一番これが粗いような・・・。