Accessファイルを複数のユーザーで共有するための方法についてご紹介します。
まずは、ファイルが共有モードになっているかどうかを確認し、共有モードになっていないときには、共有モードの設定をします。
共有モードになっていても、共有できない場合は異なる2つの方法があります。
ファイルが共有モードになっているかを確認する。
Officeバージョン別の確認方法をご紹介します。
- Office2003
- ツール >> オプション >> 詳細 >> 既定の開くモード
- Office2007
- Officeボタン >> Accessのオプション >> 詳細設定 >> 詳細設定 >> 既定の開くモード
- Office2010
- ファイルタブ >> オプション >> クライアントの設定 >> 詳細設定 >> 既定の開くモード
排他モードになっていると以下の様なエラーが表示されます。
「'○○ファイル'は既に使用されているので、使用できませんでした。」
もし、共有モードになっていても、エラーメッセージが出なくて、共有フォルダのAccessファイルをクリックしても何も反応しない場合は、以下をお試しください。
方法1
Accessアプリケーションを開いて「開く」をクリックして目的のファイルを開く
方法2
- ネットワークの設定変更
- セキュリティの変更になりますので、利用環境におけるセキュリティ規約等ご確認の上、設定変更をしてください。
- Internet Explorerを開いてください。(IE10を想定しています)
- ツール >> インターネットオプション >> セキュリティタブをクリック
- ローカルインターネット >> サイト >> 詳細設定をクリック
- 「このwebサイトをゾーンに追加する」のエディットボックスに対象となる共有フォルダを入力
例:\\ShareDrive - OKで全てのダイアログを閉じる
上記ネットワーク設定変更の後、ネットワーク上のファイルを開いてください。