メタバースという世界観がおもしろそう!
最近メタバースという単語を聞く機会が増えてきました。
DX(デジタルトランスフォーメーション)というキーワードで最新のテクノロジーを活用した顧客体験を提供するというストーリーが、メタバースを活用した新たな顧客体験と変わってきている様です。
最初は、VR世界のことをメタバースと言っているのかな、、と思っていたのですが、昨今の様々な記事や書籍を読んでみると、VRは1つのアクセスデバイスであり、メタバースはもっと広い概念であることがわかってきました。
どの様な概念か、、を一言で表すのは難しいのですが、概念的には、私の好きなライトノベル(アニメ、漫画もありますが、、)の「SAO(ソードアート・オンライン)」、アニメ映画の「サマーウォーズ」、様々なプラットフォームで動くゲーム「マインクラフト」の様な世界観であることがわかり、おもしろそう!と思いました。
また、新しいテクノロジー、これから新しく構築されていくビジネスモデルと、単に仮想現実的な部分にフォーカスせず、様々な角度から勉強になりそうなので、本ブログを使って情報を整理してアウトプットしたいと思います。
メタバースの定義は、まだあやふやらしい。
メタバースって、なんだろう、、と、様々な書籍を見てみると、Meta(超えた)+Universe(宇宙)の造語らしいということ、語源は「スノウ・クラッシュ(ニール・スティーヴンスン)」という、少し昔の小説からきていること、は、わかりますが、メタバースを一言で、となると、表現が難しいらしく様々な解釈がある様です。
現段階での私の理解は、インターネットの仮想世界上に自らの分身(アバター)を配置し、その仮想世界の中で生活(ビジネスやゲームなど)ができるサービス全般のことかな、、と。仮想世界への接続デバイスはPC・スマホ・タブレット・VRゴーグルなどで、最も親和性が高いのがVRゴーグルなのではないかと捉えています。
メタバースの世界(サービス)の定義(仮説)
そこで、メタバースの世界観を仮説として定義してみました。今後、メタバースと言われるサービスについて調査しつつ、これらの定義について検証して、更新していきたいと考えています。
- サービスの中に生活空間が存在している
リアルな生活ではなく、第二の生活空間が存在しており、その生活空間においてコミュニケーションやエンターテイメントやビジネスが成り立つ。 - ユーザーのログイン状況に関わらず時間が経過(世界が動いている)している
自分がログインしていなくても、そのサービス(世界)における時間は経過しており、知らないうちにイベントや事件が発生するようなリアルに近い世界。 - ユーザーのログイン時に発生したイベントをやり直すことはできない
ユーザーがログインしている間に発生したイベントや行動は、他の多くのユーザーと同じ時間軸にて動いているので、基本的にやり直しができない世界。 - リアルとサービス(アンリアル)の間で経済が繋がっている
メタバースの世界で取引される通貨(仮想通貨 / 暗号通貨)が現実の世界の通貨(法定通貨)に置き換えることができ、リアルなサービスを享受できる。
メタバースの具体的なサービスたち。
メタバースには具体的にどんなサービス(世界)があるのか、これからそれぞれのサービスについて実際に試して調査していきたいと思います。分類は、まだ適当です。
代表的なプラットフォーム
- Decentraland
- THE SANDBOX(ザ・サンドボックス)
マイクラの様にブロックを組み合わせてできた世界。仮想空間の中の土地(Land)が販売されており、SNDと呼ばれる仮想通貨が発行されている。 - REALITY
- Cryptovoxels
- cluster
ゲーム
- フォートナイト(FORTNITE)
- マインクラフト(Minecraft)
- あつまれ どうぶつの森
コミュニケーション
- VR Chat
- Horizon Works Room
- Microsoft Mesh for Teams
まとめですが、、随時更新していきます。
本記事では、「メタバースとは何か」を考えてみました。最初の一歩となる記事とするべく、今後の調査次第で、随時更新していきたいと考えています。